インタビュー

Posted on 2017-10-29
空の勤務CAからライフスタイルを提案する自転車ショップ経営へ


極めるWOMANインタビュー

PALMGARAGE 笑中ふみ

大阪の心斎橋、アメ村の賑やかな一角、地下の階段を降りると、海外雑誌や映画のワンシーンを切り取ったような自転車ショップのガレージがあります。
PALM GARAGE店主の笑中ふみさんは、お父様の事業を継がれて2代目。3年前までCAとして勤務されていました。現在、3人のお子さんの子育て真っ最中でもあります。

聞き手 構成 宮崎純代

父の代から変わらないポリシーは、『自転車屋』にならないこと。

——— パーツから選んで、色も選んでとこだわりのオーダーメイド自転車、そしてビンテージ輸入自転車の取り扱い、この2パターンで販売されているのですね。
日本製にこだわった自転車と輸入自転車。全く相反するようですが、お客さんの層は、どうですか?輸入自転車にこだわる方とかオーダーメイドにこだわる方とか求められていることや接客に違いはありますか?

お客様の層は様々です。ユニークな方が沢山いらっしゃいます。オリジナル自転車は色からオーダーできるのでその点を気に入って買ってくださる方が多いですね。
そして、何と言っても日本で作られたフレームに興味を 持ってくださっています。今は、中国や台湾で作られているフレームがほとんどで、フレームから作ると何十万円もするんです。うちの自転車は昔からの付き合いで値段を抑えて頂いています。日本の職人さんが一つ一つ丁寧に作ったフレームを見て頂きたいですね。
ビンテージ自転車に興味のあるお客様は、自転車が本当に大好きな方ばかりです。 お客様の一人には、30台も持っておられる方もいらっしゃいます。
今、流通しているよう な洗練された形ではなく、野暮ったい感じが好きだとおっしゃいます。
一言で『自転車』 と言っても様々な見方、思い入れがあるのだなあと仕事をしていて思いました。

——— お父様の事業を再開されたいと思われた時に反対されたそうですが、ご自分なりに描いてられた夢とか構想とかどんなものでした?
ショップ経営や販売コンセプトは、お父様の代から変わらない部分、変わった部分ありますか?

父が仕事をリタイアして10年が経っていました。ということは10年間、お客様がいらっしゃっていないということ。一から始めないといけません。商売は厳しいと世間が言うよ
う大変だろうと覚悟しましたが、成功した時の喜びはどれだけ大きいだろうと、挑戦してみたくなったのです。
まだまだ、目標には程遠いですが、今できることを一つ一つ焦 らずやっていきたいと思っています。  
ぶれないでいたいこと、父の代から変わらない部分は、『自転車屋』にならないこと。街にはたくさん自転車店が ありますが、一緒ではダメ。他の店と違うことをしなければならない。そこをいつも頭に 置いて物事を考えるようにしています。

私の代で変わった部分として、自転車業界は男社会ですから、その中で女性だからできること、女性だから考えられることは何かを考え、実行しています。 例えば、自転車店へ行けばゴムの匂いがする。決して悪いものではなく、私もワクワクする匂いなのですが、そこは雑貨屋さんやセレクトショショップのようにディフューザーを 置いてほのかないい香りがする空間にしたり、地下なので、グリーンは欠かさず置いたりと空間づくりには気を使っています。

——— 元CAの方は、主婦だけや会社員に収まらず、講師業をされたり起業される方が多いですが、笑中さんの元お仕事仲間の方々もそんな感じでしょうか?

皆さん、前向きな方が多いので、資格を取られたり色々なところに学びに行き、CAの時に培ったコミニュケーション力を生かして教室をされている方、司会やカウンセラーのような仕事をされている方もいらっしゃいます。皆さん、どの世界でも成功され、とても刺激に なっています。

75年前の自転車コロンビアを復刻。PALMGARAGEならではの輸入自転車。

——— 今後、扱ってみたい自転車、ご興味あること、一押し輸入自転車などありますか。

今ある自転車は少し大きいサイズなので、小柄な方でも乗っていただけるような自転車を 作りたいです。また、子供車であまりシンプルな自転車がないのでお手頃な値段で可愛い 子供の自転車も作りたいです。たくさんやってみたいことありますが、とりあえずはこの お店にたくさんの方が来ていただけること。そして、父が自転車を売っていた頃、よくう ちのオリジナル自転車を街で目にしました。そんな日がくるまで頑張りたいと思っています。

輸入は、ヨーロッパやアメリカで直接買い付けて来た自転車ばかりなので、日本の自転車屋さんもご存知ない自転車がたくさんあります。アメリカのコロンビアという自転車。アメリカでもっとも古い自転車メーカーです。名前変え足り倒産したりしましたが、創立者のご子孫が今も続けていらっしゃいます。
1987年、自転車が海外から輸入されることが比率が多くなり、アメリカの自転車産業をもう一度!Made in AMERICA with pride!!と110周年を記念して75年前の自転車を5000台限定で作りました。その中の一台が今、お店にあります。

——— 笑中さん自身の自転車生活は?

私は市内は自転車移動が多いです。自転車だと今まで気づかなかったお店を発見できたり、四季を感じながら生活できるので、いいなあと思っています。
車移動ばかりだと季節の花の香りなど分からないですよね!

——— そう、花の香り土の匂いは、自転車ならではの風が運んできてくれるものもありますよね! 

他にはないこだわりの自転車に乗るだけで毎日が違って見える。気分が違う。そんな何気ない日々が、楽しくなるような自転車を作っていきたいです。

公式サイト palmgarage.com
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